暦年贈与の活用
2015年1月1日からの相続税制大改正によって、これから相続が発生する時期に入る「団塊の世代」及び「その子供達」にとって、大きな関心事の一つだと思います。
団塊の世代のほとんどは、すでに「家」という財産を持っており、さらに退職金や年金もあります。
納税できるだけの貯蓄があれば問題ないですが、不動産の評価が高い場合は自宅を売却して納税に充てることも必要になるかもしれません。
このような状況を避けるには、生前から「節税対策」を行っておく方が賢明です。
最も簡単な相続税対策は、「暦年贈与」を活用する方法です。
毎年、基礎控除の範囲内(110万円以下)で贈与をする方法で、1年で見ると110万円ですが10年間続ければ1100万円にもなります。
結構な額です
できるだけ早いうちから、長期的に取り組むことをお勧め致します。
2014年9月29日 9:08 AM|相続税