相続財産を正確に把握しておきましょう。
相続において注意しなければならないのは、相続税がいくらになるのかをはっきりとさせておくことです。
所有している不動産の住所、面積、預貯金がある金融機関や口座番号を一覧にしておくことをおすすめします。
貴金属や美術品などの高額なものは相続財産になるものが多いです。そして、見落としやすいのは、ネット証券での株取引、海外の不動産などです。
銀行貯金と自宅現金だけで判断して、相続税はそんなにかからないなと安心していたら、見落としていた財産のために高額の相続税を払うことになったケースもあります。
相続税をはっきりとさせておくのは、それが節税対策にもなるからです。
例えば、小規模宅地等の特例を見てみると、子どもが親と同居している、賃貸住宅に住む子どもが相続後に同居するなどの一定の要件を満たせば相続税の計算をするうえでの価格をかなり減らすことができるのです。
また、親の借金も相続財産となることに注意する必要があります。
2014年12月9日 12:12 PM|相続税