円滑に相続を進めるには
節税対策を円滑に進めるためには、感情面をきちんと考慮しておく必要があります。
「親が長男だけに財産を贈与していた」
「長男に全財産を相続させる」という遺言書がでてきた・・・・・・。
相続発生後に上記のような事実が発覚してしまえば、かなり確率でもめ事へ発展してしまうでしょう。
生前の贈与や遺言を知らされていなかったり、隠されているのが分かると、ついつい感情的になってしまうわけです。
結果、申告期限までに遺産分割ができず、節税の特例を使えなくなり、多額の相続税を払う羽目に・・・・・。
なので、親が、生前から子どもたちに財産情報を共有し、親子・兄弟姉妹が一緒に相続について話し合う関係を築いておくことが大切です。
では、いつ話し合いの場を設けるべきか?
特に期限はありませんが、できれば両親が元気なうちに話しておいた方が良いと思います。
2015年の相続税の大改正をきっかけ話し合いをしてみるのも良いかもしれません。
無駄な争いを避け、家族で協力しながら相続を考えていただければと思います。
2014年10月6日 4:52 PM|相続