相続財産を正確に把握しましょう!!
相続財産を正確に把握しましょう。
そうでなければ、正しい税額を導くことができません。
法人税や所得税は、収入から経費を差し引いた利益に、税率をかけて計算しますが、相続税は、相続財産の価額に、税率をかけて計算するからです。
「遺産総額×税率=相続税」
具体的な計算は、もう少し複雑で、最初に被相続人の遺産を集計し、「遺産総額」を算出します。
次に、遺産総額から基礎控除額を引き、仮に遺産を法定相続分で各相続人が相続したものとして相続税率をかけて「相続税の総額」を計算します。
最後に、「相続税の総額」を各相続人が実際に相続した財産の割合に応じて配分し、税額控除などを加味して、各相続人の「納付税額」を計算して終了します。
「相続税対策をしたい!」ということをお考えであれば、まず、最初に相続財産を正確に把握する必要があります。
どんな財産が相続の対象になり、それをどのように評価するのかを理解した上で、はじめて相続対策を検討できるのです。
2014年9月27日 10:18 PM|相続税